妊娠前にチェックしておきたい病気

●貧血…妊娠すると血液の循環量が増え、貧血ぎみになります。
 貧血に心当たりのある方は、その症状はさらにひどくなりますので、
 妊娠の準備段階から改善する方法を検討をしましょう。

●子宮筋腫…子宮内に筋肉のこぶのようなものができる病気で、こぶの位置によって
 受精卵が着床しにくいことから、不妊や初期流産の原因になることがあります。
 月経痛がひどかったり、妊娠しにくいときは、病院で調べてもらいましょう。

●風疹…妊娠初期に感染すると、胎児に心臓疾患や聴力・視力の異常などの障害を引き起こす危険があります。
 妊娠前に抗体の有無を確認し、抗体がない場合はワクチン接種を受けましょう。
 その後の二ヶ月間は避妊するなどの対応をしましょう。

●性感染症…梅毒や淋病、エイズなど、ママだけでなく赤ちゃんにも大きな影響を与える病気があります。
 妊娠前にご主人と一緒に検査を受け、必要であれば治療しましょう。

●虫歯…妊娠中はホルモンバランスの変化やつわりの影響で、虫歯や歯周病が悪化することが多いです。
 また、お腹が大きくなった時のことを考えて、妊娠前に歯の病気は治しておきましょう。
 歯科医院での治療を受けるのも大変になってしまいます。

 

●はしか…大人のはしかは重症化しやすいため、妊娠準備段階での感染有無を調べておきましょう。
 妊娠中の感染は、ごく初期に流産の可能性もあります。

 

このほか基本的なことですが、健康的な食生活や睡眠、軽めの運動など。
安定した妊娠生活を送るための生活習慣を心がけることが大切です。

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